2007年05月22日

新シーズンの戦力構想を明かす。

来季に向けて現有戦力から3選手を放出するという。
同クラブのチーフ・エグゼクティブを務めるピーター・ケニヨン氏は
現地時間20日、そのなかに
ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコと
ドイツ代表MFミヒャエル・バラックは
含まれていないことを明言した。

「シェフチェンコとバラックを売るようなそんなことは起きない。
我々は彼らを3年、4年といった契約で買い取った。
1シーズン限りのために迎え入れたわけではないし、
彼らの能力、可能性というものについて我々はよく分かっている。」
と、英『BBC』ラジオに対して語ったケニヨン氏。
「ビッグプレーヤーとして来季もチェルシーにいると確信している。」
とも述べ、今季開幕前に加入した大物2選手の放出を否定した。

ミラン(イタリア)から移籍金3000万ポンド(約72億円)で
加入したシェフチェンコ、
バイエルン(ドイツ)から移籍してきたバラックだが、
移籍初年度の2006−07シーズンはリーグ戦では
期待されていたほどのパフォーマンスを
見せることができていなかった。
このことについてケニヨン氏は、
「彼らはもっと大きなモノを与えられると感じている。
チームに落ち着くには時間がかかるもの。」と話し、
来季は完全にフィットしたふたりのプレーが
見られるはずと期待を込めていた。

またケニヨン氏は、来季の獲得選手についても言及。
3選手を放出するのに対して3、4選手を獲得する姿勢を示し、
DFの中央を務められる選手を筆頭に、中盤、ストライカーを
補強するとした。
また、スムーズに進んでいないMFフランク・ランパードと
DFジョン・テリーのイングランド代表コンビとの
契約延長交渉については、近いうちに完了すると
楽観的な姿勢を示している。

現地時間20日、ジョセ・モウリーニョ監督は、
クラブ側にテリー、ランパードの2選手との
新契約締結を望むコメントを発表した。

プレミア制覇こそ逃したものの、
19日にはマンチェスターUを延長戦の末に下して
FAカップ優勝を成し遂げたチェルシー。
中心選手として今季もチームを牽引してきた
テリーとランパードについてモウリーニョ監督は、
「このふたりは、たった3年間でイングランドのサッカー界で
すべてを勝ち取ってきた。
そして彼らはそれを再現したいと思っているし、
新しいタイトルを欲している。
私は、彼らはこのクラブで幸福を感じていると思うね。」とコメント。
改めて2選手に対する強い信頼を表現し、
クラブに契約交渉をうまく進めるように求めていた。

また、モウリーニョ監督は、来季に向けた補強については
3、4選手を獲得する見込みであるとし、
特に来年頭に行なわれるアフリカ・ネーションズカップによる
離脱選手を念頭に置いている様子。
控えの層が薄いセンターバックのほか、
ガーナ代表MFマイケル・エッシェン、
ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルの
ネーションズカップ出場が予想される中盤、
コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ、
FWサロモン・カルーも同じ理由で抜けるとみられる
前線についても補強の必要性があることを述べた。

「もし、ケガ人がそんなに多く出なくて、
3、4選手獲得でチームにいいバランスを与えられるようなら、
我々はいい位置に付けられると思う。
そして、大金を使う必要もない。」と語ったモウリーニョ監督。
今季はけが人のほか、オーナーのアブラモヴィッチ氏との
不和が報じられるなどした激動のシーズンを振り返り、
「そう簡単に私を殺せやしないということが分かったよ。」と、
同監督らしく話していた。

現在の戦力構想として戦力外といわれるのは、
GKマグヌス・ヘドマン、DFハリド・ボラルーズ、
そしてDFジェレミ・ヌジタップといわれている。

新戦力として内定しているのは、
ポーツマスからレンタルバックされるDFグレン・ジョンソンと
レディングからボスマン移籍するMFスティーブ・シドシェルの
2人。

あとCBとFWを獲得する方針で、
最有力なのが両選手とも他クラブからのレンタルバックによる
加入と見られている。
CBはPSV(オランダ)からブラジル人のアレックスが、
FWはインテル(イタリア)からアルゼンチン代表の
エルナン・クレスポだ。
しかし両選手の復帰にあたり、問題を抱えている。

アレックスはセレソンの経験が乏しいため、
イングランド国内の労働ビザ獲得が困難な状況である。
チェルシー側はイングランド国家に働きかけているが、
無理な場合はペペ(ポルト/ポルトガル)や
ジョルジュ・アンドラーデ(デポルティーボ/スペイン)
あたりの獲得か18歳のセルビアの
スロボタン・ライコビッチ(OFKベオグラードから獲得済み)を
トップ登録させるとみられる。

クレスポはイングランドへの復帰に難色を示しており、
インテル側も残留を希望している。
5月中に決断するといわれ、復帰を拒否した場合は、
PSV(オランダ)のペルー代表ジェフェルソン・ファルファンを
最有力に獲得を目指すものとみられる。

トップ選手はモウリーニョ監督の方針から24名が維持される。

ここ数年多額の移籍資金を使い選手獲得に走っていた
チェルシーだが、今シーズンから節約路線に切り替えるため、
必要以外大物補強は控える方針をとることになった。

そのため、大きな血の入れ替えはなく、
うまくいけば移籍金ゼロ補強が実現する。

FAカップとカーリングカップを制した反面、
プレミアリーグ3連覇とCL制覇を逃がすなど
ファンには物足りなさも感じた今シーズン。

来シーズンこそ4冠達成に向けて、スタートは切った。
posted by 青いイナヅマ at 01:27| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | トピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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